神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港北区版 公開:2021年8月19日 エリアトップへ

イラストレーターで新吉田小のキャラクター「しんよしだくん」を考案した 山名 阿代(あつよ)さん 日吉在住 56歳

公開:2021年8月19日

  • LINE
  • hatena

望まれるものを形にして

 ○…保護者として広報委員を務めていた2003年、「広報誌を親しみのあるものに」と校章をモチーフにキャラクターを考案した。その後は、着ぐるみが作られたり記念航空写真の人文字に採用されたり、気がつけば学校の顔に。創立50年の今年は、校舎に巨大壁画として登場。50周年記念の歌の歌詞にもある「クスノキ」を取り入れた特別デザインで、「これほど長く多くの人に愛してもらい、創り手冥利につきる」と笑顔を見せる。

 ○…中高6年はバスケ部で、夢は体育教師というスポーツ少女だったが、高3で膝に大怪我を負い夢は叶わず。だが、大学や社会人のアスリートらと過ごした入院期間は「リハビリも体育の授業のように楽しんで。退院後は、お祝い会をしたり試合に応援に行ったり」と青春の思い出の1ページとして残っている。「絵を描くのも好きだから」と高校卒業後はデザインの専門学校に。就職先では、飛び出す絵本や雑誌の付録などをデザイン・製作した。フリーに転身後も、飲食店のTシャツや名刺デザイン、ラインスタンプなど、活動は多岐にわたる。「考えたものが形になって残るのが嬉しい」

 ○…日吉と綱島で生まれ育ち、56年間区内在住。小学生時代は、「夏は友人と毎日のように綱島公園プールに行っていた」と回想する。現在の趣味はネイル。色や形も自分でデザインし、「華やかにして気分を上げることで、また仕事に向かっていける」と鮮やかな指先を見つめる。

 ○…仕事で心がけるのは、相手が求めるものを形にすること。一方で、「1カ所だけは、自分らしさを入れるのがこだわり」とデザインの秘訣を語る。長年胸に秘めている夢は「オリジナルの絵本をつくること」。創作活動はまだまだ続く。

<PR>

港北区版の人物風土記最新6

内田 大恵さん

横浜市港北区仏教会の会長として活動する

内田 大恵さん

日吉本町在住 56歳

4月18日

小谷田 作夫さん

八杉神社郷土史研究会の代表として八杉神社の歴史を紐解く

小谷田 作夫さん

大豆戸町在住 77歳

4月11日

池本 三郎さん

樹木医として、4月14日に県立青少年センターで行われる講演会に登壇する

池本 三郎さん

箕輪町在住 85歳

4月4日

RINAさん

歓成院観音会館で4月13日に「声明」とコラボしたジャズコンサートをひらく

RINAさん

埼玉県所沢市在住

3月28日

玉川 真さん

第3回港北消防フォトイベント「BAE1グランプリ」で最優秀賞を受賞した

玉川 真さん

仲手原在住 57歳

3月21日

小野 明男さん

3月24日開館、港北区民文化センター(ミズキーホール)の館長を務める

小野 明男さん

川崎市宮前区在住 67歳

3月14日

あっとほーむデスク

  • 4月20日0:00更新

  • 2月18日0:00更新

  • 6月25日0:00更新

港北区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook