菊名駅東口まちづくり研究会(鈴木正代表)では、初の試みとして地域住民へのアンケート調査を実施した。まちづくりに関する、地域の合意形成を図るのが目的。8月2日から9月13日までの期間で、300人以上から回答を得た。同会ではこの内容をまとめ、10月頃を目途にWEBサイトなどで公開する予定だ。
同研究会は、2017年から菊名駅東口の土地・建物所有者や商店街の有志で結成した任意団体。菊名駅東口は、道幅が狭い上、公共的空間も少ないことから、電車、バスなどの交通機関の乗降客が滞留できる空間が狭く、歩行者や駅前の通行車両の安全な通行などに課題がある。
このような背景から同会では、「駅前の公共的な空間の確保(バスやタクシー等の交通空間、バス待ちなどの滞留空間)」などを目的とし、【1】まちづくりの方向性及び地区計画等のルール策定や基盤整備等、まちづくり手法の検討【2】まちづくりの実現に向けた関係者及び関係機関等との協議、調整等【3】その他、目的を達成するために必要な研究――などの活動を行っている。
アンケート調査はその一環として行われた。コンサルタントとして関わる(株)山手総合計画研究所の片岡公一さんは「地域の合意形成のため、会員以外の地域住民の意見を広く募る必要があった」と話す。調査は、町内会の掲示板や回覧板、商店街の店舗店頭などで告知され、WEBでの回答フォームと調査用紙を用意。9月10・11日には、同駅改札前にアンケート回収ブースを設置し、回答者以外でも関心のある人には研究会資料が配布された。10日にブース対応を担当した菊名北町町内会の長井貞道会長は「用紙を持参してくれる人が予想以上に多い。資料を持っていく人も多く、関心の高さを実感した」と地域の未来への期待感を口にした。
今後は、より本格的な活動と地域全体での合意形成を進めるため、「(仮称)菊名駅東口まちづくり協議会」設立を目指していく。
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