横浜都筑ライオンズクラブの会長を務める 河井 明さん 茅ヶ崎南在住 66歳
”成せば成る”で情熱を発信
○…創設20周年を迎えた「横浜都筑ライオンズクラブ(以下LC)」をとりまとめる。会員数は22人。結成当初よりは減少しているものの、「情熱のある人ばかりだよ」と誇らしげ。頼れる仲間たちと、組織の強化や区民へのPRをすすめたい。「金銭的な奉仕だけじゃなくて、地域に根ざした活動を行っていきたい」と力強く話した。
○…20周年事業では、チャリティイベントや地域への寄贈を企画中。例会では、会員の”熱い”意見をまとめるのに毎回一苦労。「みんなLCの活動が好きだからね。都筑って、よその地区よりはるかに熱いものを感じるよ」と、会の積極的な雰囲気をチョイと自慢。「不景気だとマイナス思考になりがちだけど、私は”成せば成る”っていつも言うのよ。LCから活力を発信したいね」。
○…生まれは南区。3兄妹の長男として生まれた。中学校時代は、新聞配達、牛乳配達、納豆売りの3つのアルバイトを掛け持ち。家計を支えた。「あの頃つくった土台がなければ今はないよね。苦労があったからこそ、ちょっとやそっとじゃくじけない」と闊達に笑う。16歳から働き始め、27歳で独立。電子回路基板の生産を手がける「(株)アルト工業」を立ち上げた。若くして一城の主となったが、「経営学なんてなかったよ。体当たりでやる中で作ってきたんだ」。そうして築きあげた会社は、昨年4月、30歳の息子にバトンタッチ。現在は会長職につく。
○…LC以外でも、江川せせらぎ公園の整備など地域での活動にも熱心。真夏の炎天下でも芝刈りに出る。散歩を楽しむ人にも、ゴミを拾いながら歩くなど少しずつ協力して欲しいという。「何より、”自分がやろう”という気持ちが大切」。それは、平坦ではない道のりを乗り越えてきた人生哲学。自ら実践しているからこそ、周りに示すことができる。活動でも、リーダーとしてみんなにパワーを与えてくれるだろう。
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