昨年11月末、よこはま動物園ズーラシア(旭区上白根町)に仲間入りしたメスのホッキョクグマ「バリーバ」が、1月2日から一般公開された。
バリーバは人工哺育で育ったホッキョクグマとして知られるピースの母親。愛媛県立とべ動物園で飼育されていたが、繁殖相手がいない状態だった。一方、ズーラシアでは昨年5月末にメスのチロが死亡して以来、オスのジャンブイ1頭のみの飼育となっていた。
ホッキョクグマは現在、絶滅危惧種II種に指定されている。そのため、(社)日本動物園水族館協会が推進する「ホッキョクグマ繁殖プロジェクト」により、今回の”嫁入り”が決まった。
バリーバとジャンブイは、現在は曜日をずらして1頭ずつ展示されているが、2頭は既に柵越しで顔合わせ済み。ジャンブイは興味を示しているが、バリーバが威嚇している状態という。繁殖期の2月ごろから2頭一緒の展示を予定している。
バリーバの公開は、2日〜9日、14日、15日。16日以降は月・木・土・祝、ジャンブイは日・水・金。
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