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歯周病菌の意外な新常識 お口のバイ菌が発ガン物質を作る?
1日2回以上歯を磨く人は、1日1回しか磨かない人より、ガン罹患率が3割低い――。そんな説をご存知だろうか。
その理由は口腔内に潜む細菌が、多くの食べ物に含まれる硝酸と反応して、発ガン物質「ニトロソアミン」を産出するから。アメリカ癌学会では、「歯の喪失や歯周病が様々なガンに関与している」という説が常識になってきているという。
高田町のルトゥール歯科診療室・金沢俊佑院長は「これらの説はいずれも中〜重度の歯周病に罹患していて悪玉歯周病菌の多い方に関係することです。しかし、歯周病は症状なしに進行しますので、定期的な検診が必要です」と警鐘を鳴らす。「腸内の細菌も善玉・悪玉のバランスが崩れると病気になるように、磨き残しの歯垢内の菌も70〜90日で悪玉菌比率が最も高くなると言われています。お口のバイ菌をリセットし、善玉菌比率を高めるためにも、3か月に1度のクリーニングはお勧めです」
同院では、歯周病菌などの殺菌効果が期待される「パーフェクトぺリオ」を導入するなど、歯周病治療に力を入れる。「まずは顕微鏡検査で口内をチェックしてみましょう」
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