子どもだけの「仮想の街」 ハウスクエアでミニヨコ開催
子どもたちがつくる仮想の街「ミニヨコ(ミニヨコハマシティ)」が今月10日(土)と11日(日)、ハウスクエア横浜(中川1の4の1)で開催される。主催はNPO法人ミニシティ・プラス。
このイベントは、19歳以下の子どもたちが就労や起業など、社会の仕組みを楽しみながら学ぶことを目的に、2007年から開催されている。ミニヨコのルールは「大人は口出し禁止」。当日は市役所、警察、銀行など、子どもたちが運営する15の施設や店舗が出店され、参加者は街のジョブセンターで仕事に就き、独自の通貨「ミニヨン」で収入を得て、買い物などを楽しむことができる。
「災害に強く」テーマに
区内での開催は今回で4回目。当初は昨年3月に開催される予定だったが、東日本大震災の影響で中止となった。今回のイベントでは、震災以降に子どもたちが始めた「ミニヨコ畑」の野菜で作るスープの提供、防災伝言ダイヤル体験、木の家をつくるワークショップなど、「災害に強いまち」をテーマにしたプログラムも数多く実施される。
初の市議会議員選挙も
また、従来の市長、副市長選挙が廃止され、ミニヨコ市議会議員選挙が初めて実施される。小学校6年生の百崎副市長は「今後の街づくりのために、多くの人が選挙に出てくれるとうれしい」と話す。
開催時間は両日とも午前10時から午後4時半。参加費は19歳以下の子どもは1日券300円、2日券500円。大人は一部のプログラムのみ参加可能で1日300円。問い合わせはハウスクエア横浜【電話】045・912・7473まで。
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