調べてルーキー!【10】 震災時、どこで水をもらえるの!? 行政の備蓄では限界。1人1日3リットルの備蓄を!横浜市会議員 くさま剛
【Q】震災時、都筑区ではどこで水がもらえますか?(60代・男性)
【A】都筑区では、27か所の地域防災拠点(学校)に水缶が各2000缶、計54000缶の備蓄があるほか、2か所の配水池・災害地下給水タンク7か所・緊急給水栓14か所の用意があります(表参照)。ただし、停電・断水が予想される直下型地震においては、350mlの水缶5万本は20万人の区民を1日もカバーできません。また、地下給水タンクは全ての避難所にありませんし、配水池からの給水は医療機関を優先します。緊急給水栓は水道局の専門職員が開閉するため、交通事情や人員不足などにより、被災地では使用できなかったケースもあります。行政も、3・11の教訓を基に多くの改善を続けていますが、備蓄にはどうしても限界があります。特にマンション世帯や子育て世帯が多い都筑区では、家庭での備蓄は欠かせません。震災時の水の確保は「自助・共助・公助」が何より重要です。避難所の混乱を防ぐため、小さな子供や弱者を救うためにも、自助努力として、1人1日3リットル分の備蓄をお願いします。
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