「横浜夏季果樹持寄品評会」が8月22日に二俣川駅で開かれ、区内南山田町の栗原駿さん(30)の出品した浜なし(幸水)が県果樹組合連合会長賞と都筑区長賞を獲得し、優秀賞を受賞した。
これは横浜農協・田奈農協が主催した品評会。今年はなしとブドウ合わせて127点(なし70点・ブドウ57点)が出品され、このうち優秀賞7点、優良賞13点、良好賞19点が選ばれた。なしの部門で3位となった栗原さんは「励みになるし、何より作り手として自信になります」と受賞を喜んだ。
栗原さんは現在、父親の智さん(53)とともに、同所で「フルーツパーク大門」を営む。今年は雨量の減少で水不足となり、水遣りなどに神経を使ったというが、シーズンを迎えると大粒の瑞々しいなしが出来上がった。「樹の改植を行った関係で収穫量が例年より少なくなりましたが、その分細かいところまで目が行き届いたのが良かったのでは」と話す。
栗原さんのなしはファンが多く、区外から自宅直売所に買いに来る人もいるほど。12時30分にオープンするが、開店前から整理券を配布し、即完売してしまうという。「数が少ないので予約を遠慮させて頂いていますが、来ていただいた方の期待を裏切らないようこれからもいいものを提供していきたい」と栗原さん。現在の品種は幸水から豊水へと移り、9月中旬頃まで収穫作業を行う。
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