社会貢献事業の一環として都筑区商店連合会(吉野栄輔会長)はこのほど、会員30人で東日本大震災被災地の商店街を訪問し、激励と復興状況の視察を行った。
訪れたのは、宮城県の石巻復興ふれあい商店街(石巻市)と七の市商店街(七ヶ浜町)。それぞれに10万円の義捐金を届けるとともに、商店街の状況などを聞いた。
石巻復興ふれあい商店街会長の話では、宮城県全体で商業者約1450店中、営業を継続するのは48%で3分の1は廃業に追い込まれている状況。そんな中でも仮設店舗などを営む人で力を合わせており、「義捐金は有効に使わせていただきます」と話した。
また、七の市商店街の会長は床屋を営んでおり、店内は常に地域の人の憩いの場として開放している。「商店街は仮設となっており、将来的な街のアウトラインができず不安を感じている」とコメント。
吉野会長は、「行政の対応など諸般の事情で復興にはほど遠く停滞感があり、まだまだ支援が必要。今後も同じ商店街として協力していきたい」と話した。
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