セン南駅前砂の広場 光る道で安全性向上 1月下旬完成予定
現在再整備中のセンター南駅前の通称「砂の広場」が蓄光石を敷き詰めた光る歩道として生まれ変わる。完成は1月下旬を予定。
これは奉仕活動団体の横浜都筑ライオンズクラブ(清水廣司会長)の創立20周年記念事業の一環として、都筑土木事務所と協力して行うもの。同クラブが照明器具や材料の費用を寄贈し、地域貢献へとつなげる考えだ。また蓄光石とは、ブラックライトと呼ばれる紫外線を放射する照明を当てられることにより石に光が蓄積され、夜でも数時間エメラルドグリーンの淡い光を自発光するというもの。この蓄光石により通路を照らし、安全性向上をねらう。
同事務所担当者によると、同広場は駅前の歩行者専用道路の一部に砂を敷いて整備したもので、子どもたちや家族連れで楽しめる空間となっていた。しかし広い道路の両端に照明が設置されているため、夜間は光が届かず「暗くて歩きづらい」などの声が上がっていたという。蓄光石を使用した歩行者専用道路は全国的にも珍しく、担当者は「安全性向上だけでなく、光る道として都筑区の新たな名物になるのでは」と話した。また清水会長は「昨年の会長就任以来から進めてきた記念事業なので、私たちも楽しみ。今後も区民の方々に役立てるような活動をしていきたい」と話している。
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