3人組バンドJERRY BEANS メッセージを音に乗せて 不登校経験を歌に
ライブも盛り上がり、会場は１つに
都筑区社会福祉協議会の活動拠点となるかけはし都筑で３月16日、元不登校の３人組で結成されたバンド「ＪＥＲＲＹ ＢＥＡＮＳ」のライブが行われた。
同バンドはボーカルとギターの山崎史朗さん、双子の兄である雄介さん、ベースの八田典之さんの３人組。メンバー全員が学生時代に不登校を経験しており、その時の体験や思いを歌に変えて各地で公演している。普段は関西地方を拠点に活動。横浜でのライブは今回が初となる。
当日は約70人が来場する中、手話アーティストのＹＯＫＫＯさんも加え、４人でステージに。史郎さんは「私たちも辛い日々を過ごしたこともありました。これからみなさんにも苦しいことがあった時は『大丈夫』と自分の胸に言い聞かせてみてください」とあいさつし、オリジナル曲を熱唱した。観客も音に合わせて手を振り、ジャンプするなど、会場は盛り上がりを見せた。
最後の曲を終えたあとも、来場者から鳴り止まないアンコール。その期待に応え、最後の曲となる「大丈夫」を披露。会場は温かい拍手に包まれ、フィナーレを迎えた。参加した女性からは「他のアーティストにはない力強さと、会場のみんなを引っ張ってくれるような魅力を感じました」と感想を話した。
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