茅ケ崎中 将来の選択肢を広げて 企業が生徒に出前講座
茅ケ崎中学校(谷口昌彦校長)で3月14日、1年生277人を対象とした進路学習「まちの先生」が行われた。これは進路選択の幅を広げることを目的に、さまざまな職業に就く「まちの先生」が学校へ出向き、それぞれの仕事内容や魅力を伝えるもの。
当日は区と企業が連携し、都筑の小中学生に出前講座を行う独自事業「つづき博士倶楽部」に登録する企業も参加。同事業に登録し、今回参加したのは京セラ(株)横浜事業所(加賀原2の1の1)、いであ(株)国土環境研究所(早渕2の2の2)、スズキ(株)横浜研究所(桜並木2の1)、東京ガス(株)横浜支店(中区羽衣町1の2の1)の4社。東京ガス(株)の講演テーマは燃料電池。ペットボトルを用いて水素と酸素を利用した発電実験を行うなど、趣向を凝らした講座に生徒たちは興味津々な様子だった。
その他にも弁護士、スポーツインストラクター、大工や美容師などの職業も集結。どの講座もそれぞれの特徴を活かしたものとなっていた。参加した生徒からは「色んな職業があることがわかった。大人になったらやりがいのある仕事を見つけたい」などの感想が上がっていた。谷口校長は「今まで総合学習などで調べ学習を行っていたが、座学だけでは得られない体験ができた。多くの仕事に出会って、進路の選択肢を増やすきっかけになれば」と話した。
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