ミニヨコ市長に就任した 百崎(ももざき) 佑さん 中川在住 13歳
13歳の「中川の顔」
○…ハウスクエア横浜などを会場に、19歳以下の子どもたちだけで仮想都市を作り上げるミニヨコハマシティ(以下ミニヨコ)の市長に3月24日付で就任。市長選挙では「みんなの意見を反映できるような街づくりを」というマニフェストを掲げて演説した。「市長だからと偉そうにしないで、市民と同じ目線で取り組みたい」と意気込む。現在は来年3月の開催に向けて、運営市民と会議を繰り返す。
〇…大人の手をほとんど借りず、アイデア次第でいろんなことができるミニヨコの自由さに魅かれ、開催1回目から市民として参加。運営に携わったのは2年前、主催団体の推薦から。初出馬で副市長に当選した時は「できるか不安だったけど、1回やると『次はこうしたい』と思うようになった」と街づくりの魅力を語る。最大50人が参加するミニヨコ会議では、3歳から19歳までの参加者がいるため大混乱。それでも一人ひとりの意見をしっかり聞き取れるように丁寧に聞きまわる。そんな大変なことも乗り切れるのはミニヨコを成功させるため。責任感が強く、街を愛するリーダーの一面を見せる。
〇…港北ニュータウンで生まれ育つ。物心ついた時から都筑区が大好きで「栄えているのに、緑が多いところが好き」と目を輝かせる。さまざまなイベントにも興味を持ち、積極的に参加。特に地域関連行事はお任せで、地元では大人にまで顔が利く。盆踊り大会に携わった時は近所の店などに告知ポスターの掲示を頼みこみ、街中をポスターであふれさせたほど。弱冠13歳ですでに中川の顔として期待される。「将来も本当の街づくりに関わっていきたい」と笑顔で話した。
〇…パソコンが大得意。書類や名刺作成もお手の物で、大人に頼られることも多い。「スマホアプリ開発にも興味がある。自分の特技を仕事に活かしたい」と将来の夢もあふれている。若きリーダーの人生はまだ始まったばかりだ。
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