調べてルーキー24 夏休みは被災地に行こう 横浜市会議員 くさま剛
【Q】大変関心はありますが、被災地に行くのは、やはり気が引けます。
【A】7月30日に岩手県宮古市に行きました。震災から2年が経過した今、津波で180名以上が犠牲になった宮古市の田老地区では、被災された方のガイドで、実際に「万里の長城」と言われた防潮堤に上り、全て流れてしまった地域を見下ろしながら、災禍の記録や後世への教訓を伝え、参加者の防災意識を高めることを目的とした「学ぶ防災」が始まっています。
「忘れられてしまうことが一番怖い」。未だ仮設住宅に住み続けている方々も含め、被災地はまだまだ復興とは程遠い現状ですが、だからこそ僕らには、それを直視し続ける必要があります。やはり、現地に行くのが一番です。横浜市交通局では、復興に全力を挙げている福島県いわき市のスパリゾートハワイアンズへの横浜発着便の運行をこの4月から始め、今月17、18日にはセンター南に「フラガール」もやってきます。
岩手県大槌町では、横浜市民の寄付から造った漁船も操業を始めます。是非、この夏は被災地を訪れ、震災が起こったら、自分なら、横浜ならどうなるのか。もう一度考える時間を、ご家族や大切な方と共有してはいかがでしょうか。
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