荏田南 ゾーン30の周知を 住民と協力し、啓発
神奈川県警はこのほど、毎月30日を「ゾーン30の日」と制定し、都筑警察署では9月30日に荏田南地域で啓発イベントを実施した。
ゾーン30とは住宅地などが広がる生活道路で、交通事故防止のために制定される速度規制区域。指定されたエリアでは最高速度が原則30キロに制限され、速度超過の場合は取り締まりの対象になる。都筑区では今年3月から市内初として、荏田南地域をゾーン30に指定。同署が周知を狙うイベントを行ってきた。
当日は同地域内2カ所で、小、中学生の登校時間ごろに実施。自治会や小学校、地域住民ら約20人が注意喚起を促すフラッグを手に、同所がゾーン30であることをPR。また通過する車や原付バイクなどに対してはチラシを配り、速度厳守を呼びかけた。活動を行った1時間で区域内を通過した車両は約80台。荏田南地域がゾーン30に指定されていることを知っている運転手も多かった。
同署職員は「近隣住民の方々にご協力いただき、ゾーン30の認識が広めっていると感じた。今後は初めて区域内を通過した人にも速度を守ってもらえるように、認知度を上げていきたい」と啓発の手ごたえを感じていた。
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