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かみくら先生の vol.42 知っ得!歯科通信 子どもの口腔トラブル「怪我編」
スポーツや遊んでいる時に転んだりして唇を切ったり、歯を折ってしまったり…子どもの怪我ではよくある事です。病院にいく前に是非知っておくといい応急処置、病院での治療についてお話したいと思います。
【転んだり、ぶつけたりした際の口や歯の状態】
●歯の揺れは殆どないが、歯茎から血がにじんでいる/出血が少量であればしばらく安静にしていれば止血し、自然に治る事が殆どです。しかし何日も傷みが残ったり、変色があれば早めに歯科を受診して下さい。
●歯がぐらぐらしている/抜けたり埋没する前に早めに受診してください。根が折れていなければ短期間ワイヤーで固定するだけで回復する事が殆どです。
●歯が折れた、歯が欠けた/欠けた場所や大きさによってはレジンなどで修復が可能です。
●歯が埋まってしまった、歯が飛び出てしまった/元の位置に戻して固定する必要があります。出血していなくても早めに受診して下さい。
●歯が抜けてしまった/抜けてしまった歯は乾燥してしまうと再植が難しくなります。牛乳に浸けて急いで受診して下さい。
●唇を切ってしまった/口の中は手や脚の皮膚よりも傷口が早く塞がるような仕組みになっています。浅い傷であれば清潔なガーゼなどでしばらく圧迫すれば自然と止血します。深い切り傷など出血が多い場合は清潔なガーゼで圧迫したまま口腔外科等で縫合処置を受けます。
●歯が黒くなってきた/神経の処置が必要になる可能性があります。早めに受診して下さい。
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