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高野山真言宗 福聚院 こだわりの彫刻美しく 新山門が完成
「ここから先は、仏様の領域」。見上げれば誰もが自然とそう感じるような荘厳な山門が、今年完成した。これは、以前鉄筋コンクリートで作られた山門の腐食などが進んでいたため建て替えられたもの。新しい山門は、鎌倉様式の四脚門。堂々たるその姿には、2年を費やした彫刻があしらわれている。四隅に獅子と獏、正面と裏面には飛天を安置。側面の蛙股部分には青竜・朱雀・白虎・玄武の四神を配し、中央には双龍がかまえる。さらに、牡丹や蓮、菊の花も添えられ、極楽浄土の入り口のような世界観を醸し出している。来春は落慶法要が行われ、地域の子どもが参加する稚児行列なども予定されている。
福を聚めるだるま市
願い事が叶うと目玉を描きいれるなど、縁起物として親しまれるだるま。同院は、毎年1月28日の初不動の日に、だるま市を開催することで知られる。
以前だるまの製作は農家の副業だったというが、現在は高崎だるま市で有名な群馬の業者から取り寄せているそう。サイズは高さ約5cm〜約40cmまで大小10種類を揃える。護摩の祈祷も行い、事前に申し込むと火の用心や家内安全、厄除け、虫封じなどの祈願もしてもらえる。また、だるまを供養するお焚き上げも実施。模擬店などの出店はないが、毎年本堂の前に並ぶだるまを求める人で賑わいを見せる。
齊藤清紀住職は、「来年も良い一年が過ごせるように、だるまに願いを込めてみては」と話している。問合せは同院まで。
■福聚院
(住)池辺町2296
【電話】045・941・1366
福聚院
都筑区池辺町2296
TEL:045-941-1366
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