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日蓮宗 城根山 妙蓮寺 都筑の変遷を見つめて670年
川和町に静かにたたずむ妙蓮寺。武蔵国都筑郡、旧港北、緑区、そして都筑区と変遷するこの地を永い間見守ってきた。境内に入ると、市の指定名木であるケヤキやイチョウの木が出迎えてくれる。秋になると鮮やかに色づき、散策スポットとしても地元の人に長く愛されている。
開山したのは1344年、日蓮聖人の孫弟子、朗門の九鳳の一人、越中阿闍梨朗慶上人。『武蔵風土記』によると、江戸時代、城下町に住む人にとっては総本山である身延山久遠寺が遠かったため、国家安泰などのご利益がある「七面大明神」が町民によって寄贈されたという。現在も七面大明神は御堂に奉られている。実は日蓮宗は区内でも妙蓮寺だけ。毎年11月22日は日蓮聖人をしのぶ「お会式」を行い、夜には「万灯纏お練り行列」があり、安らかな灯の中、お囃子とともに纏を振り太鼓を響かせお題目を唱える。地域の人たちにも親しまれている行事だ。
大晦日の水行は一見の価値あり
大晦日には毎年多くの参拝者でにぎわう。除夜の鐘をつく人はもちろん、毎年恒例となる「大晦日の水行」を見るためだ。新年を迎えると同時に行う水行は約30年続く行事。深夜の凍えるような寒さの中、住職とその弟子が頭にいっぱいの冷水をかぶる。その姿に観客からは歓声が上がり、地元の名物として写真に収める人たちも多い。除夜の鐘でゆく年の煩悩を振り払い、水行でくる年の安全を祈願する。新年を気持ちよく迎えるためにおすすめだ。また参拝者には酒や温かい飲み物の振る舞い付。
■妙蓮寺
(住)川和町977
【電話】045・931・1006
妙蓮寺
都筑区川和町977
TEL:045-931-1006
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