「世界の子どもたちにサッカーボールを届けたい」。―荏田南で商店「酒と米うちの」を構える内野敦さん(47歳)が1月1日から5日、ベトナムの枯葉剤リハビリ施設「平和村」と孤児院などの子どもたちに、サッカーボール約50個を届けた。
ボールは常時、店先で寄付を募集しているもの。子どもたちが書いた日本語のメッセージ入りで届けられた。受け取ったベトナムの子どもたちは、「日本の友達とサッカーしたい」と話すなど、大喜びだったという。内野さんは、「みなさんの思いがこもったボールを渡すことができて、役目を果たせたと安心しています。みんなで元気に遊んでいましたよ」と笑顔で話した。
この活動は、内野さんがブータンやタンザニアなど世界各国を個人で訪れて継続的に行っているもの。始まりは02年、マラソン大会に出場するために訪れたネパールで、布を丸めて作ったボールで遊ぶ子どもたちを見かけたのがきっかけ。同年は日韓ワールドカップの決勝戦が横浜で開催された年であったこともあり、サッカーボールを寄付することを思いついた。今回の訪問で14カ国目となる。
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