新栄高校片岡麦渚(むぎな)さん アイスホッケーで全国へ 「目指すは上位リーグ」
県内で活動する女子アイスホッケーチーム「ハセガワウィッチーズ」の片岡麦渚さん(新栄高校2年・磯子区在住)が、2月21日から23日に青森県八戸市で行われる全日本女子アイスホッケー選手権に出場する。大会を目前にチーム練習も最終調整へと向かい、万全の状態で本番に挑む。
片岡さんが所属するハセガワウィッチーズは10代から30代までが在籍する女子のアイスホッケーチーム。同選手権はリーグ制で行われ、昨年12月に行われた関東ブロック予選を勝ち抜き、本選出場が決定した。全国から集まる代表チームを制し、上位リーグへの昇格を狙う。
「氷上の格闘技」の魅力とは
スケートリンク上で、ゴムでできたパックを打ち合って得点を競い合うアイスホッケー。トッププロの世界では最高時速150Kmを超えるスピード感や、選手同士のぶつかり合いの激しさから「氷上の格闘技」と呼ばれるスポーツだ。片岡さんは得点をもぎ取るフォワードとして、チームの勝利に貢献する。目まぐるしく変わるゲーム展開の中で、勝利の鍵を握るのはチームのフォーメーション。シュートに最適といわれるゴールに対してななめ45度の位置に素早く移動できるよう、チームワークは欠かせない。現在は試合形式の練習などを通して、パス回しのスピードや正確さを高めている。片岡さんは「他のスポーツにはないスピード感が楽しい。ゴールが決まった時と、相手のパスをうまくカットできた時がうれしい」とアイスホッケーの魅力を話す。
小学4年生の時、当時放映していたテレビドラマや、父のすすめがきっかけでアイスホッケーを始めた片岡さん。男女混合チームの新横浜ジュニアでプレーし、その時から関東大会に出場するなどの活躍を見せてきた。高校生になってからは現在のハセガワウィッチーズに所属。また中高生の関東選抜メンバーにも選出されており、活躍の場を広げている。全国大会を前に、片岡さんは「どんな相手でも怖がらずにぶつかって、勝ちにいきたい」と意気込んでいる。
|
|
|
|
|
|