中川西中ハンドボール部 2年連続で全国へ 目指すはベスト16以上
昨年11月に行われた神奈川県中学生ハンドボール新人大会で中川西中(中川2の1の1)のハンドボール部が男子の部で優勝し、2年連続で全国大会の出場を決めた。3月26日の初戦を前に、チームの仕上がりや意気込みを聞いた。
「優勝できてほっとした。前回の実績を引き継ぐことができてうれしい」と話す輪島優大部長(2年)。同部は昨年度の新人大会でも優勝。全国ではベスト16まで登りつめた。今年度の県予選では決勝で桐蔭学園中(青葉区)を18対13で下し、頂点に。富山県で3月25日に開会する全国大会へ2年連続で出場が決まった。現在は昨年以上の成績を目指して、最終調整に入っている。
全国を前に重点を置いてきたのが、最後まで走りきることができる体力づくり。冬の合宿では20分以上の走り込みを繰り返し、基礎体力を培ってきた。顧問の真壁孝明教諭は「一人ひとりが役割を果たしてくれるチーム」と分析し、全国での活躍に期待を寄せる。
総合力で勝負するチームに
同部が掲げるテーマは「自己発信」。それぞれが能動的に考え、自分たちで判断できるチーム作りを目指してきた。その中でバランスのとれた総合力で勝負するチームに仕上がった。メンバーの中では県選抜でも活躍する輪島部長がチームをまとめ、シュートの速さが売りの福田友貴君(2年)が得点源となる。守りではピンチに強く、カウンターで速攻を狙えるキーパー村上孝太君(2年)がチームを支える。真壁教諭は「みんなが純粋にハンドボールを楽しんでくれている。全国でもチームらしさを発揮して、勝ち進んでほしい」と話している。
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