池辺町ボクシングジム 花形選手が初タイトル 東洋太平洋チャンプに
後楽園ホールで3月11日、東洋太平洋ボクシング連盟(OPBF)女子ミニフライ級王座決定戦が行われ、花形ボクシングジム(池辺町)所属の花形冴美選手(29)が西村聡美選手(折尾ジム)を5ラウンドTKO勝ちで制し、初のタイトルを獲得した。
花形選手は08年にデビューし、タイトルマッチの挑戦は世界戦を含む3回目。初のタイトル獲得を目指し、ミニフライ級で決定戦に出場。九州で6戦6勝と好調な西村選手との対戦となった。花形選手は接近戦を得意とするファイタータイプ。重量級の選手や男子を相手にスパーリングなどの実戦練習を繰り返し、本番に臨んだ。
開始直後から相手の懐に入り込み、果敢に攻め込んだ。徐々にリズムをつかみ、3ラウンド目では右フックを浴びせ、相手をよろけさせる場面も。以降は花形選手のペースで積極的に攻め続け、5ラウンドでレフェリーストップ。TKO勝ちで初のタイトル獲得となった。チャンピオンベルトを手にした花形選手は「挑戦し続けてきたことが実った。内容では課題が多く残ったので、世界タイトルに向けて練習していきたい」と振り返り、すでに次のステージを見据える。
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