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Q.乳歯が虫歯です。生え変わるし、治療はしなくてもいいですか?
A.乳歯には食べ物を細かく噛み砕くこと、言葉を発音すること以外に永久歯を誘導する為の準備をするという大きな役割があります。永久歯の為のスペース作り、骨格作りは乳歯列期から始まっています。虫歯になった乳歯を放置すると咀嚼障害、発音障害、不正咬合などの原因にもなりますので、早めに治療をした方がいいでしょう。
さて、役目を終えた乳歯はぐらぐらと揺れ始め、永久歯へのバトンタッチが行われます。ここで注意して頂きたいのが、乳歯を無理矢理抜かないことです。傷口からバイ菌が入ったり、根っこが折れて歯茎に残ってしまったり、永久歯が道しるべの乳歯を見失うと歯並びに影響が出ることがあるからです。とてもデリケートな時期ですので自己判断せず是非歯医者さんで相談してみて下さい。
ところで、永久歯の数は全部でいくつあるかご存知でしょうか?親知らずを入れて32本になります。乳歯は全部で20本ですから、生え変わりが完了すると歯の数は12本も増えることになります。最初に生える永久歯は第一大臼歯。6歳前後に生えてくるので『6歳臼歯』とも言われています。この歯は永久歯列の基準になる歯で非常に重要です。しかし、乳臼歯の奥にこっそり生え始めるため歯ブラシがうまくできずに虫歯になりやすいのです。しかも乳歯と入れ替えで生えてくる歯では無い為永久歯だと気づかれないことも多いのです。今後一番長く付き合っていく永久歯ですからより丁寧なケアが必要です。シーラントやフッ素塗布などの虫歯予防をして健康な永久歯を迎えましょう。
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