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かみくら先生の知っ得!歯科通信vol.45 Q.妊娠中のデンタルケア気を付けることって何ですか?
A.妊娠中だからといって口腔ケアの方法に特別な違いはありませんが、妊婦さんによく見られる口腔内のトラブルに歯周病があげられます。原因は様々ですが、やはり妊娠によるホルモンバランスの変化から唾液の分泌が減る事、つわりなどで体調が優れず歯磨きが困難になる事、間食が増える事など、口腔内を清潔に保ちにくい事が大きな要因だと思います。歯周病は胎児にも影響し、早産のリスクも高くなると言われているので軽視できませんが、ストレスになるほど神経質になりすぎるのもよくありません。まずは体調に合わせて自宅で出来るケアから始めてみてはどうでしょうか。例えば、つわりのひどい時は歯ブラシを小児用やぺリオ用のコンパクトで柔らかいものを使い、下を向きながら掻き出す様にブラッシングする、マウスウォッシュをうまく活用し、歯ブラシが出来ない時でもこまめに口をすすぐなど。
妊娠中期に入るとつわりもおさまり、安定期に入ります。このタイミングでむし歯や歯周病の気になる方は治療を始めましょう。むし歯治療は出来れば妊娠前に済ませるのが望ましいのですが、出産後は日々慌ただしく、思うように治療に通えないという事をよく聞きます。安定期のうちに治療をすれば出産後も安心して育児に専念できますよね。当院では妊娠中の歯科治療について、歯科用レントゲンや麻酔、薬の処方は母体や胎児に影響のないものを使用しており、問題なく治療を受けていただけます。また横浜市の妊婦歯科検診も実施しておりますので、かかりつけの産婦人科の先生とご相談の上、是非体調のいい頃を見計らって受診してみてください。
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