神奈川県議会議員の敷田博昭氏の第9回政経フォーラムが5月27日、新横浜国際ホテルで開かれ、約300人が来場した。
第1部で、ダウン症の書家として活躍する金澤翔子さん(28)と母親の泰子さんがゲストで招かれ講演、第2部で県政報告を兼ねた懇親会が行われた。
翔子さんはNHK大河ドラマ「平清盛」の題字を手掛けたほか、建長寺や東大寺などで個展を開くなど、現在最も注目されている若手書家。講演会を前に、席上揮毫を披露し、「感謝」という文字を書きあげた。また泰子さんは翔子さんと寄り添うようにして「この子の書は魂の線。純粋な心だから書ける文字なんです」と説明し、「苦労も多かったけど、『お母さんのことが好きだから生まれてきた』と言われ翔子に救われてきた」などと話した。
2部の懇親会で敷田氏は政治活動に対する思いを出席者に伝えた後、鈴木恒夫元衆議院議員や三原順子参議院議員、鈴木馨祐衆議院議員など、訪れた多数の来賓を紹介。来場者との親交を深める場となった。
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