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かみくら先生の知っ得!歯科通信vol.50 Q.歯と身体の健康ってどんな関係があるのですか?
A.日々の食事で摂った食べ物は歯で細かく砕かれて栄養を吸収する内臓へと運ばれます。また食べ物を噛むことで脳に刺激が伝わり、物事を記憶したり、考えたりする大事な信号の発信を助けます。ですから、歯は『健康の入り口』と言っても過言ではない程、生きていく為になくてはならない器官なのです。近年の食生活の多様化、医学の発展により日本人の平均寿命はとても長くなりました。世界でも1位2位を争う程です。ところが80歳前後の高齢者の自前の歯の平均は僅か10本程度に減ってしまっており、これは決して自慢できる結果ではないようです。
「お肌の曲がり角」というフレーズを耳にすることがありますが、実は「歯の曲がり角」というものもあります。30歳〜40歳代の働き盛りの頃がこの時期。成人の実に80%以上が罹っていると言われている歯周病もこの年代を境にぐっと増えていきます。歯周病は生活習慣病とも密接な関係があるということが近年わかってきており、特に糖尿病においては糖尿病治療をすると歯周病が改善し、歯周病治療をすると糖尿病が改善するという相互関係から見逃せない病気の一つと言われるほどです。
歯の健康を維持する為にはやはり、日頃の食生活や歯のホームケア、そして歯の定期検診が大切です。定期チェックは2〜3カ月に1度のペースをお勧めします。初期では自覚症状が出にくいむし歯や歯周病を発見し、治療することで通院回数と治療の費用が短く済みますし、ホームケアで落としきれなかった汚れもクリーニングできれいに落とすことができます。6月4日〜10日は歯の衛生週間です。この機会に是非ご自身の歯の健康チェックをしてみてはいかがでしょうか?
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