スキー・スラローム 力つけるシーズンオフに 関本美汐・菊池壮吾選手
アルペンスキーの種目の一つで、2本の旗門の間を滑り、そのタイムを競うスラローム。将来、活躍を期待されている選手が都筑区にいる。
BURST―Yに所属する関本美汐選手(中川小4年)と菊池壮吾選手(茅ケ崎東小3年)は2013〜2014シーズンで神奈川県スキー連盟のアルペンジュニア育成選手に認定され、さまざまな大会で結果を残してきた。今年4月にはシーズンの締めくくりとなる「チャレンジCUP鹿沢大会」(同連盟主催)で、関本選手がスラローム、グランドスラロームでそれぞれ優勝。菊池選手はスラロームで優勝、グランドスラロームで準優勝に輝いた。「結果を残せてうれしい」と笑顔の両選手。理想の形でシーズンを終えた2人は、5月上旬に小学生から高校生までが集う県の強化合宿にも参加。さらに実力を伸ばしており、来シーズンでも育成選手の有力候補だ。
2人がアルペンスキーに出会ったのは関本選手が4歳、菊池選手は3歳の時。当時から通っていたバディスポーツクラブ(荏田東)のカリキュラムの一環だった。菊池選手は「初めはブレーキの方法もわからなくて転んでしまいました」と振り返る。スラローム独特のリズムに乗りながら、ゲレンデを滑走するスピード感が魅力と口をそろえる両選手。現在はシーズンオフを迎えたため、陸上競技などで基礎体力を強化している。「将来はアルペンスキーヤーになりたい」と話す関本選手。来シーズンとその先の未来を見据え、着々と力をつけている。
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