子どもたちの『街』を作るプロジェクト「ミニヨコ夏まつり」が7月12日、中川のハウスクエア横浜で開かれた。
会場には子どもたちが運営する様々な屋台が登場し、大きな声で「いらっしゃいませ」と呼びかける声が響き、終日、賑やかな雰囲気に。
そんな中、映像と音楽、朗読をコラボレーションした企画も行われた。「かながわの水物語」と題されたそのイベントは、港北区在住の冒険写真家、豊田直之さんの撮りためた水中写真とともに、水の大切さを伝えようとしたもの。豊田さんは横浜の水源である道志川の写真や相模川などを紹介し、子どもたちが普段見ることのない河川の環境や問題点を分かりやすく伝えた。また、数々の写真を使い、生演奏と朗読によるデジタル紙芝居も行われた。
豊田さんは「私たちが子どもの頃は家の近くに田んぼなどがあって自然と触れ合う機会に恵まれた。しかし、そういった環境に接することの少ない今の子どもたちが大人になった時どうなるのか。水の大切さを知る『水育』を通して環境を考えるきっかけになればと思います」などと話した。
このほか、ワークショップとして、かながわ水博士認定テストも行われ、真剣な表情で問題を解く子どもたちの姿が見られた。
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