商店街プロレス 大日本、念願の地元開催へ えだきん夏祭りで熱戦
横浜市商店街総連合会(市商連)とタッグを組み、商店街プロレスを展開する大日本プロレス(池辺町)が8月27日(水)、ついに地元商店街で開催することが決まった。会場は荏田南近隣センター商店会(真庭明弘会長・通称えだきん)で、同日実施する夜店市の中のメーンイベントとして行われる予定だ。
商店街プロレスは、市内商店街の活性イベントとして、市商連と大日本プロレスが連携し、2012年にスタートした。本物のリングを持ちこみ、迫力のある試合を間近で見られるとあって、人気の高まりとともに、年々手を挙げる商店街も増えつつある。また、試合だけでなく、リング上で「子どもプロレス教室」を開くなど、地域に根差した催しにも積極的だ。
「一緒に盛り上げよう」
昨年は市内12会場で行った商店街プロレスだが、これまで地元都筑での開催は実現しなかった。そんな中、地域密着のユニークなイベントを開くことで知られるえだきんの会議で若手経営者らから「8月27日の夜店市の中でやってみたら面白いのでは」との意見が出た。以前、大日本のグレート小鹿会長と付き合いのあった真庭会長も「地元のプロレス団体だし、一緒にやって盛り上げよう」ということに。急きょ、夜店市のメーンイベントに組み込まれることになった。
当日は午後3時から8時までの間、お笑い芸人による漫才やスポーツイベント、ビンゴ大会などを実施。プロレスは2回に分けて行われ、所属レスラー20人ほどが集結する予定。また、夜店も10店舗ほど軒を連ねるという。
開催が決まり、大日本の地域活動振興チームリーダーで”黒天使”沼澤邪鬼として活躍する沼澤直樹さんは「会場の問題などもあり中々できませんでしたが、地元開催はやはりうれしいです。プロレスというと野蛮というイメージを持たれますが、戦いを楽しんでほしいし、子どもたちを夢中にする試合をお見せできれば」と意気込む。
一方、真庭会長は「プロレスというと昔は一大イベントでした。今も興味を持っている子どもたちが大勢いると思うので、ぜひ迫力のある試合を観て応援してほしい」と本番に向け期待を寄せている。
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