池辺町花形ボクシング 初のW防衛戦へ 9月24日、後楽園ホールで
花形ボクシングジム(花形進会長・池辺町)に所属する東洋太平洋ミニフライ級チャンピオン、花形冴美選手(29)と日本ミニマム級チャンピオン、大平剛選手(30)の防衛戦が9月24日(水)、後楽園ホールで行われる。2選手のW防衛戦はジム創立以来初となる。
花形ボクシングジムは元世界王者、花形進さん(67)が会長を務めるジムで、今年で創立30周年を迎える。これまで7人のチャンピオンを輩出しているが、2選手のW防衛戦は初となる。
強敵相手の対策は
花形選手は08年にデビューし、3度目の挑戦で東洋太平洋ミニフライ級チャンピオンに。今回は初の防衛戦となる。相手は同級1位で、接近戦を得意とする小田美佳選手(宮田ジム)。花形選手と同タイプだが「相手はキャリアもある実力者。主導権を握って試合をリードしていきたい」と意気込む。自らも果敢に攻めつつ、懐に入られることがないようトレーニングを積んでいる。
大平選手は21歳でプロデビュー。今年1月に日本ミニマム級チャンピオンの座に輝いた。6月には判定勝ちで初防衛に成功し、2度目の防衛をかけてリングに上がる。相手は同級のホープ、山本浩也選手(全日本パブリック)。大平選手は「スタミナを強化して試合に臨みたい。距離をうまく取りながら攻める」と勝利へのビジョンは見えているようだ。
試合は9月24日、後楽園ホール。目前に控え、両選手は「ジムを勢いづけるためにも絶対に負けない」と話し、闘いのゴングを待っている。
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