寄稿65 集中豪雨災害への備えを 横浜市会議員 斉藤しんじ
広島市の大規模な土砂災害は局地的な豪雨が長く続いたことによるものですが、このような大雨は地球温暖化の影響も受けて将来的に増加するとの予想もあります。私たちの住む地域においても今後豪雨の頻度は高くなると考えられますので、土砂災害に備えることが必要となります。
横浜市のホームページで土砂災害ハザードマップが区ごとに載せられていますので、警戒すべき区域を確認しておくことが重要です。その上で市の助成金制度で崖地対策工事を実施することや、市が提供する防災情報Eメールや、緊急速報メールなどを活用し、適切な避難行動を起こせる備えが必要です。
内水ハザードマップも活用を
豪雨に備え、土砂災害対策に加え浸水被害への対策も必要です。浸水は河川の氾濫だけでなく、下水道や水路が能力を超える大雨時に氾濫することでも起こります。公明党市議団の提言により、この浸水被害想定区域を指定する「内水ハザードマップ」が作成されています。都筑区版は今年度中に作成される予定ですので、市のホームページでの公表に注視していただきたいと思います。
最近は、これまでの想定を超えた大雨が増加しています。新たな想定降雨量等も検討しながら、私たちが地域で安心して暮らし続けられるような災害対策を進めてまいります。
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