花籠鮮やかに 杉山神社で例大祭
回る花籠の体感重量は25kgにもなる
池辺町の杉山神社（池辺町２７１８）で9月23日、恒例の例大祭が開催され、約２０００人が会場を訪れた。主催は池辺町連合自治会（鈴木一明会長）。
戦前から秋の豊作を願って毎年行われている伝統行事、花籠の舞。花籠とは一般的に神輿の露払いに使われるものだが、同地区の例大祭では約15kgの花籠を持ち上げて回すなど、祭りの見どころの一つとして知られている。美しく回すために演舞の参加者は1カ月半前から毎週練習に励んだという。巨大な花籠を回すダイナミックな演出が見られると、境内から歓声が沸きあがった。昨年同様、神輿も町内を練り歩き多くの人で賑わった。
花籠を見た人は「初めて花籠を見ましたがとても綺麗ですごい迫力。カメラの電池がなくなるほど写真を撮ってしまいました」と感動した様子だった。
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