1994年11月6日、港北区と緑区の行政区再編成により都筑区が誕生して、今年20周年の節目を迎える。区では11月1日(土)に記念式典、3日(月)に区民まつりを催すなど、区民参加型のイベントとともに『ハタチ』の祝福ムードを高める。
分区当時、人口11万の街だった都筑区。青葉区とともに、横浜で最も若い都筑区は、市営地下鉄の開通や高速道路インターチェンジ、港北ニュータウン土地区画整理事業の完了など、インフラ事業の整備を契機に、急速に発展。これに従い、行政機関や学校、病院、商業施設といった都市基盤も着々と整備され、現在では、21万人を超える人口を記録するまでになった。
ふるさと意識を醸成
区や関係諸団体は、20周年を祝おうと数々のイベントを企画。11月1日には、午後2時から区公会堂で記念式典を行う(一般参加不可)。この中で、先日創設された区民栄誉賞や区政功労賞の表彰、さらには東山田に拠点のある影絵劇団かかし座制作による映像作品「都を筑(きず)くまちの物語」の上映などが予定されているほか、東京大学名誉教授の養老猛司氏の記念講演会が開かれる。
また、2日にかかし座による10周年特別公演、3日に区民まつり、8日に区内音楽家によるコンサートなど、区民が『ふるさと都筑』を再認識できるゆかりの催しを続々開催。多くの人出で賑わう区民まつりの開会式では、都筑区誕生時に納めたタイムカプセルの開封も。この際、20年後の2034年に開封する新たなタイムカプセルへのはがき封入(午前11時〜午後1時まで、区庁舎1階区民ホール)も当日受付で実施する。
20周年へのカウントダウンもあとわずか。街をあげたイベントで『ハタチ』の節目に花を添える。
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