本堂でステッピングを体験した
区内南山田の大善寺（石川和弘住職）で11月８日、十夜法要が実施され、檀家に向けた健康講座として、ＮＰＯ法人日本ステッピング協会（本部港北区）による体験会を取り入れたユニークな試みが行われた。
ステッピングとは高さ13cmのステップ台を使った昇降運動。いつでも簡単にできる運動として脚光を浴び、テレビなどでも取り上げられている。同協会の藤野弘一理事長によると「高齢者の転倒予防や認知症、介護予防に効果的な運動で健康維持に最適。元気な体でお寺との交流を深めてほしいとの思いもあり、年間90ほどのお寺で体験会を開いています」と話した。
一方、石川住職は「心と体の健康が揃って人は幸せに生きていけます。実際に私もやってみて簡単にできました。いつもと違う雰囲気の法要となりましたが、みなさんの反応も良く、ためになったのでは」と振り返り、法要に健康講座を取り入れた内容に手応えを感じていた。
同協会への問合せは藤野さん【電話】０９０・３２３５・８１８８。
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