神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
都筑区版 公開:2014年12月18日 エリアトップへ

衆院選神奈川7区 鈴木氏が再選 候補乱立で 野党票割れる

政治

公開:2014年12月18日

  • LINE
  • hatena
当選後ダルマに目を入れる鈴木氏(左)
当選後ダルマに目を入れる鈴木氏(左)

 第47回衆議院選挙・神奈川7区(港北区・都筑区)は、自民党公認の鈴木馨祐氏が10万1088票を獲得し、勝利した。他の野党候補は票が割れる形となり、比例でも復活できなかった。投票率は全国的に低調を極めたが、7区でも53・88%で前回より6・9ポイント下がった。

 11月中下旬からにわかに解散風が吹き、21日に解散に踏み切った安倍晋三首相。不意を突かれた格好となった野党各党は急きょ候補者選定を進めたが、出遅れ感は否めなかった。

 7区の選挙戦は、前職の鈴木氏と同じく前職の松田学氏(次世代の党)、それに新人で前県議会議員・中谷一馬氏(民主党)、新人で前市会議員・豊田有希氏(維新の党)、新人の大山奈々子氏(共産党)5人による混戦となった。

 鈴木氏は、09年、12年の衆院選でそれぞれ約11万票、約10万票を獲得しており、安定した地盤を持つ。それに加え、野党の足並みが揃う前に打って出た首相の解散戦略が功を奏し、大勝した形だ。鈴木氏は「良い結果を得ることができた。2年前の当選時に比べ、少しずつ景気回復の兆しも見えつつある。有権者からは、必要な改革を進めてほしいとの声を多く頂いた。これからはデフレ脱却、景気回復、改革の推進という三本の矢を進めたい。身が引き締まる思いだ」と興奮気味に話した。

 次点となった中谷氏は31歳という若さを前面に出し、IT企業元執行役員での知識を生かしてインターネットを駆使しながら「アベノミクス」による経済悪化からの改善、教育の機会均等などを訴えたが届かなかった。

 豊田氏は11月下旬になってから急きょ市会から国政へ転進し、知名度を高めるための活動を行ってきた。「国民そっちのけ、地方軽視」と現政権を批判したが浸透しなかった。

 大山氏は党の政策である、原発ゼロ、消費税10%廃止、福祉増進、護憲の重要性を掲げ選挙戦に挑んだが届かなかった。

 松田氏は元大蔵(現・財務省)官僚ということもあり、経済政策精通などもPRしたが、前回衆院選は比例南関東での当選だったこともあり、浸透しなかった。

都筑区版のトップニュース最新6

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月25日

読書検定高校の部でV

サレジオ学院高水さん

読書検定高校の部でV

「本好き」の共感集める

4月25日

「子育てあるある」を一緒に

特別養子縁組おしゃべり会

「子育てあるある」を一緒に

27日、ポポラで

4月18日

ジャズ&トークで能登支援

ジャズ&トークで能登支援

21日、都筑区団体が主催

4月18日

「ゆわっこのおうち」開所

一般社団法人うるの木

「ゆわっこのおうち」開所

障害児の居場所の1つに

4月11日

レスリング日本代表に

都筑スポセン岡本景虎さん

レスリング日本代表に

11日からアジア選手権

4月11日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 2月22日0:00更新

  • 2月1日0:00更新

都筑区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ハープで名曲奏でる

みなとみらいホール

ハープで名曲奏でる

4月27日にコンサート

4月27日~4月27日

都筑区版のイベント一覧へ

コラム一覧へ

都筑区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook