調べてルーキー38【 新春編 】横浜市会議員 くさま剛 区政21年目の平成27年ここを都筑のピークにしない!
昨年11月に都筑区は区制20周年を迎え、区内各地で多くのイベントが開催されました。20周年記念式典は都筑区の土台と今の繁栄をつくってくださった皆さんの思いが大変強く感じられるものでしたが、一番若い議員としては、都筑区ができてから20年の今を、都筑のピークにしてはならないと改めて強く感じた時でもありました。
昨年、僕は「都筑のくまのデータ研究所 〜オープンデータで考えて見た」という全国で初めての政策サイトを開設し、今と将来の都筑区の姿をデータで客観的に見ていただきながら、区民の皆さんとの勉強会を開催しました。子供の街というイメージが強い都筑区ですが、専門家のデータ分析によれば、平成23年に既に年少人口は頭打ちになり、ゆるやかに減少傾向にあります。それでも少なくとも2040年まで人口が増えると予想されるのは、高齢者が増えるからです。都筑区の高齢者数は25年後には今の倍になり、区民の約3人に1人は高齢者になります。ここでのポイントは、僕らは出生率を上げる努力を続けながらも、高齢化を否定するのではなく、逆にそこを最大化して、どう街を空洞化させないか「ニュータウンの空洞化を防ぐ」施策を今から考えていかなければならないということです。例えば、都筑区の財産である緑道をこれからもしっかりと維持管理していくことで、孫と一緒にウォーキングを楽しみながら健康寿命を延ばしていただいたり、世代間交流が図れる質の高い文化施設の開設などもその1つです。
横浜市が策定した港北ニュータウン計画はほぼ完了しました。これからの都筑をつくるビジョンを、中区の横浜市役所だけでなく、僕ら都筑区の力でつくることができる制度改革、市内分権を議会で進めていきたいと思います。
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