荏田南近隣センター商店会で酒店を営む内野敦さん(48)が1月1日から5日まで家族3人でラオスの小学校を訪れ、20個のサッカーボールを届けた。
日韓W杯決勝が横浜で行われた2002年以来、毎年アジアやアフリカの孤児院や小学校にボールを届けている内野さん。「新品では味気ない」と、自身の店頭で常時集めているボールに日本語のメッセージを書いて手渡ししている。
「サッカーをしたくても出来ない小さな子どもたちがたくさんいる。地域の皆さんからボールを預かり、現地と交流の橋渡しをしたい」。そんな思いが後押しして、仕事が一段落する正月を利用してボールを届けている。
今回訪れたラオスで15カ国目となった。飛行機で成田を飛び立ち、ベトナム経由でラオスに入り。小学校には船で1時間かけてようやく到着した。「ボールを渡すとみんな目を輝かせて喜んでくれました。サッカーや折り紙を一緒にやる時間もあって娘の聖火(4)も交って楽しく過ごせました」と内野さん。ボールの寄贈のほかに、サッカーシューズや布の絵本なども届け、交流を深めた。
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