食育イベントやミニコミ紙「みんなのキッチン」を発行する(有)有アンド長(有澤つあ子代表・茅ケ崎中央36の5)が「神奈川なでしこブランド2015」に選ばれ、2月5日に認定式が行われた。女性が活躍し、地域の女性をサポートするコンセプトが評価された。
神奈川なでしこブランドは昨年度に県が創設したもの。開発段階で女性が大きく貢献した商品やサービスが選ばれ、女性の活躍の効果を広くPRすることが狙いとなる。今年度は16の商品やアイデアが認定され、(有)有アンド長は区内で唯一の認定となった。
同社はミニコミ紙「みんなのキッチン」の発行や、同名のコミュニティスペースの運営などを手がける。5人の女性社員が中心となり、主婦目線のイベントや情報を発信してきた。有澤代表は「これまで『地域で活躍する女性のサポート』をコンセプトに、さまざまな声を聞いてきた。そんな中で今回の認定は光栄です」と笑顔を見せる。
ミニコミ8万部発行
1999年の創立から発行するミニコミ紙は、港北ニュータウンを中心に毎月8万部を発行するまでに成長。主催するイベントでは地元の野菜を使用したスープコンテストや、夏のトマトまつりなどユニークなものばかり。また今回の認定で高く評価されたのは60代の女性が集い、これからの働き方をともに考える「日本ロクマルガールズ協会」の発足。子育てがひと段落し、自由な時間ができた女性たちの働き方を考えるプロジェクトだ。一昨年の初開催以来、区外でも開催するなど広がりを見せている。
今回の同ブランドの認定を受け、有澤代表は「これからは中身の充実が課題。私たちらしい目線で、企画の進化を目指していきたい」と今後の展望を見据える。
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