都筑区役所1階の区民ホールで、区内の自治会町内会の活動を紹介するパネル展が行われている。
都筑区には15の地区連合があり、各自治会や町内会が活動を続けている。今回のパネル展では各地域の年間活動報告、地元の行事などを紹介。また今月表彰式が行われた区連合町内会自治会主催の川柳コンクールの入選作品も展示される。また各地区が工夫を凝らした独自の取組が紹介されているのが特徴だ。
勝田は高齢者対策に注力
かちだ連合自治会(中山敏明会長)内の勝田団地は、在住者の半数が65歳以上の高齢者でそのうちの約3割は一人暮らしだ。以前、閉じこもりになった高齢者が倒れた状態で発見された例もあり、対策を考えていたという。そこで同自治会は2008年に「かちだ地区おもいやりネットワーク連絡会」を発足。高齢者を一人にさせないための取組を実施している。
毎週行っているのは見守り活動。部屋の前まで会員が出向き、電気が長時間つけっぱなしになっていないか、ポストのチラシがたまっていないかなどを確認。実際に倒れている高齢者などを発見し、命を救ったケースもあったという。そのほか高齢者の集いの場となる「サロンひだまり」の開設などのあり、充実したセカンドライフの促進を続けている。
同パネル展ではこのような取組を紹介。区担当者は「それぞれの町内会などの意外と知らない特徴を一挙に紹介します。特に地区独自の取組の紹介はユニークでおもしろいですよ」と呼びかけている。3月31日(火)まで。
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