市環境創造局主催で、自然の保全・再生活動などを積極的に行っている団体を表彰する「第22回横浜環境活動賞」が4月24日に発表され、中川駅前でまちづくりを行う中川ルネッサンスプロジェクト会(塩入広中会長=写真左)が実践賞を受賞した。
環境への関心を高めるだけでなく、地域で活動する団体の支援を目的に行う同表彰。1993年の導入以来、約250の団体や個人が表彰されている。
中川駅前を花と緑にあふれた魅力的なまちにするため、3年前に活動を始めた中川ルネッサンスプロジェクト会は、駅前各所にステージやベンチを設置したほか、都筑区の緑道をつなぐ回遊路を「花と緑の散歩道」と名付け、四季折々の草花の植栽、整備などを手がけてきた。同団体は昨年、「みどり香るまちづくり」企画コンテストで最優秀となる環境大臣賞なども受賞している。
今回、評価されたポイントは地域住民らと協力し、毎日の手入れなどを続けていること。30以上の花壇やベンチ、ステージの設置なども含め、累計で約800人が参加してきた。塩入会長は「このプロジェクトも3年目を迎え、地域の方たちに浸透してきました。遊歩道は以前に比べ、人の往来が増えてきたように感じています。皆様のご協力のたまもの」と感謝を述べた。これからはシャクヤクやジャスミン、ラベンダーなどが見ごろを迎え、通行人の目を楽しませてくれる。表彰式は6月11日に市開港記念会館(中区)で行われる。
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