7月1日付で横浜都筑ライオンズクラブの会長に就任した 西村 哲雄さん 見花山在住 71歳
笑顔で作る「人の輪」
○…奉仕活動団体「横浜都筑ライオンズクラブ」の24期会長に就任した。会長職は7年ぶり2度目。これまでの取り組みを活かしながら、「地元で本当に困っている人や団体に手を差し伸べたい。我々の知名度をもっと上げて、親しみやすいライオンズにできれば」と抱負を語り、駅前の献血活動や薬物乱用防止講演会などに力を注ぐ。
〇…入会して20年。区内で建築会社を経営しながら、さまざまな活動を行ってきた。前回会長を務めた年は創立15周年の節目。葛ケ谷公園そばの沿道にある「飲酒運転撲滅」の看板は、その時の記念事業で設置したものだ。周囲には明るい笑顔を振りまく「癒しの存在」として慕われる。「日頃から人付き合いを大事して、取り組みをスムーズに進められるように意識している」と話し、会員たちとの交流を大切にする。ライオンズの魅力については「思わぬ所から情報を得られることがある。異業種が集まる組織だからメリットも多い」と語気を強める。
〇…長野県生まれ。幼少期は建築現場や設計中のものを見るのが好きな子どもで、特にビルの杭打ちのダイナミックさに惹かれたという。高度経済成長期真っ只中の1950年代に上京し、建築会社に勤務。港北ニュータウンエリアの建設に関わったのが都筑区との出会いだった。やがて「携わった建築物をこれからも保障していきたい」という想いから一念発起し、見花山に会社を設立。その関係はより強固になり、ライオンズの入会へとつながった。「人と人とが関わりあってきた半生」と感慨深げに振り返る。
〇…以前はスキー、今はゴルフなどスポーツ好きな一面も。ラウンド仲間はもちろんライオンズ会員。また地元の自治会にも尽力し、夏祭りなどのイベント企画や運営で愛する都筑区を多方面から支えている。これまで築いた大切な縁を大事に育て、大きな「人の輪」を作っていく。
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