都田西小学校(池辺町2452の1)で6月30日、南極の昭和基地と衛星回線をつなぎ現地で活動する隊員と交信する南極教室が開かれ、4〜6年生約520人が参加した。
同教室は国立極地研究所が小学校の児童などを対象に、南極での活動や地球のことを知ってもらおうと実施している取り組み。この日は第56次観測隊員として昨年から現地で活動している藤澤友之さんが講師となり、南極の気候や生活、観測隊の仕事について紹介した。
日本と南極の時差が6時間もあることや、外に撒かれたお湯が一瞬で凍る映像に驚く児童たちの姿が見られた。また、現地写真のスライドショーでオーロラが映し出された時にはひときわ大きな歓声が上がった。
参加した6年生は「南極にシロクマがいないと知ってびっくりした」「いつか南極へ行ってみたい」などと感想を口にした。同校では以前から外部の講師を招いた講演会を実施するなど、児童の視野を広げる取り組みに力を入れている。今後も児童たちが身近なものごとに興味を持てるような機会を作っていくという。
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