中小製造業など76社が密集する東山田工業団地を知ってもらうことを目的に、2013年からスタートした「まち探検」が7月6日と10日に行われ、東山田小学校(菅原惠市校長)3年生128人が参加した。
「自分たちの住む街にはこんなに色々な工場がある。実際に目で見て、将来を考えるきっかけになれば」。工業用ヒーターの製造業者(株)スリーハイの男澤誠社長はそんな思いのもと、まち探検を企画し、毎年コーディネーターを務めている。
今年は2日間で音響システム業者や家具製造業者、工業用プラスチック製造業者の3社を訪問した。10日に参加した児童の1グループは、ゲーム機や自動車のプラスチック部品を扱う(株)ワイ・エム・ディー(安藤秀雄社長)を訪れ、機械による製品の製造過程を見学し、「すごく小さな部品だけど大きな車の一部だと聞いて驚いた。作るところを初めて見た」と興奮気味に話した。
男澤社長は「始めたころは3年も続けられるとは思わなかった。これから5年、10年と継続していくことが大切で『地域子育て』として捉え、取り組んでいきたい」と意欲を見せた。
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