教室から聞こえるピアノの音色、突如現れる骸骨の模型、響く叫び声――。横浜市立都田小学校(池辺町2831・池田勉校長)で7月25日、夏休みの校舎を利用して「夜の学校探検」が行われた。
これは「わくわくする学校」というテーマで代表生徒らによる話し合いから生まれた企画。過去2回都田おやじの会主催で実施したことがあったが、今回は生徒たちが主体となって企画や運営を行った。
当日は4〜5年生約120人の生徒とその保護者らが参加。数人でグループを組み、真っ暗な校舎の1階から4階までを一周した。ルートには暗幕や日本人形などが設置されており、本格的なお化け屋敷のような雰囲気に。各所に潜んだ仕掛け役の生徒と大人が後ろから追いかけ、物音を立てるなどして参加者を驚かせた。中には怖さのあまり泣き出す人の姿も見られたが、生徒たちは「夜の学校に入るのは初めて」「思ったより怖かった」などと感想を話し、いつもと違う学校を満喫した。
探検の後はサプライズで用意された花火をして楽しみ、生徒たちの大切な夏休みの思い出となった。
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