区と市民団体の「つづきっこ読書応援団」の協働で、各家庭で不要になった子ども向け図書の寄付を募り、6月末から7月にかけ、区内小学校10校へ計956冊を配布した。
都筑区の子どもたちに「本を読みたい気持ち」を喚起し、読書活動の推進を図る同団体。一方、区では「もったいない」を合言葉に、読まなくなった本の寄付を募っていた。そこで両者の意見が合致し、不要になった本を小学校の学級文庫などに配布する事業が開始。今回で5回目となった。
3月から児童書の寄付を募り、集まったのは約1500冊。配布希望の小学校を募り、順次贈呈式が行われた。今後は希望する幼稚園や保育園へ視野を広げ、幼児向け図書約500冊の配布を予定している。贈呈式に参加した同団体の福富洋一郎さん(71)=写真中央=は「地元の中学生などを中心に、多くの寄付をいただいた。子どもたちには学校図書館を積極的に活用し、将来に役立ててほしい」と話している。
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