荏田東の自転車歩行者専用道路「中の瀬地下道」にこのほど、県立新栄高校の美術部とイラスト部の生徒による壁画が描かれた。タイトルは「ハッピードラゴン」。同校生徒15人が7月27日から8月7日までの期間に作業を行った。
壁画は、つづきの丘小学校のスクールゾーン・防犯対策協議会の提案により、警察、学校関係者、行政などが連携して実現した。完成した絵を前に、同協議会委員として関わった佐野香苗さんは「以前落書きがあったりして夕方以降の暗い時間になると子どもたちが怖がっていた。雰囲気も明るくなり子どもたちもすごく喜んでいる」と話した。
地下道は長さ16m。「子どもたちの夢と未来」をコンセプトに、心優しいドラゴンが子どもたちを乗せて旅に出る。今年度は片面のみ完成させ、来年度、逆面に絵の続きとなるストーリーが追加される。
作業を終えた同校美術科の齊藤善貴教諭は「生徒も熱い中毎日熱心にやってくれてとても頼もしく思えた。地域に貢献できるいい仕事となった」と話した。
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