区内で東日本大震災の被災地支援などを行うNPO法人 結ぶ(図子俊子理事長)が8月9日から11日まで、福島県から訪れた親子26人とともに野外活動などを通して交流を深めた。
結ぶは、市民活動団体の「つづき楽校」と「芽吹きの会」の2団体が合併して活動するNPO。この取り組みは「福島Kidsどろんこプロジェクト」と題し、芽吹きの会が2013年に初めて行ったもの。震災後、野外遊びに制約のある福島の子どもたちを横浜で自由に遊ばせることを目的に取り組んだ。
2年ぶりの開催となった今回、ボランティアを合わせて59人が参加。旭区のズーラシアを訪れたほか、市こども自然公園青少年野外活動センターで2泊滞在した。この間、流しそうめんやアスレチックなどを楽しんだほか、母親向けにエステやマッサージ、ネイルなども体験してもらった。
イベントのプロジェクトリーダーで、同法人の中西美奈子副理事長は「いまだにどこか不安を抱えながら外遊びをさせているという声を聞いて横浜を満喫してほしいと企画した。子どもも親もみんな仲良くなって楽しんでもらえた。今後も継続してやっていきたい」と話した。
都筑区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>