都筑公会堂で9月26日、横浜市とドイツの交流を深める横浜日独協会(早瀬勇会長・会員数約170人)の設立5周年式典が行われ、約500人が参加した。
同協会は2010年、日独修好条約150周年を機に創立。東京横浜独逸学園(茅ケ崎南)で設立総会が開催され、今年で5周年の節目を迎えた。会員は月に1回、ドイツの文化を学ぶ例会のほか、横浜カントリー&アスレチッククラブ(中区)でオクトーバーフェストを行うなど、交流を深めてきた。
また市内で最もドイツ人が多く住む都筑区(15年8月現在)ではクリスマスマーケットなどのドイツ発祥イベントを実施しており、同協会も後援するなどでサポートしている。
当日はドイツ連邦共和国大使のハンス・カール・フォン・ヴェアテルン氏、渡邊巧教横浜副市長、畑澤健一都筑区長らも参加。早瀬会長は「設立から5年経ち、催し物も年々活発になってきた。ドイツは産業、日本は科学技術水準が高い国。我が協会も日独交流を進めてきながら、世界の発展に寄与していきたい」などと話した。
その後はドイツ派遣高校生作文コンテスト最優秀賞者の表彰が行われたほか、若手演奏家による記念演奏会も。ヴァイオリンとピアノの二重奏をはじめ、ピアノ三重奏、バリトン独唱などが会場を盛り上げた。来場者からは大きな拍手が上がり、横浜とドイツの交流をより深める場となった。
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