新春編 シリーズ 調べてくさま君【8】 都筑「丘の手」文化を再考する年に 横浜市会議員 くさま剛
高校・大学とアメリカンフットボールに勤しみ、体も態度も体育会系なので、もはや誰も信じてくれないのですが、中学時代は吹奏楽部の部長をしていました(楽器はチューバという一番大きいものですが)。
少しでも上手くなろうと、演奏会と聞けば横浜市内のみならず、多くの公会堂や文化施設に通ったものです。金太郎飴のように同じような施設が多い中で、単なる貸しホールとしてではなく、施設そのものが文化を醸成しているような雰囲気の施設には中学生の私でも、心ひかれたことを覚えています。
都筑文化の拠点整備
地域活性化として、人間の精神的な豊かさを追求することは大変重要です。都筑区では、文化芸術のみならず、まちづくり、福祉、子育てなど各種市民活動が非常に活発です。それらの活動は時として文化芸術と一体化し、育児ミュージカルなどのように、福祉や子育てにおける文化芸術の活用など、多様な試みが見られるようになってきました。
また、区内年間行事では伝統的な舞踊からダンス、チア、音楽まで、幅広い世代・ジャンルからの発表があり、区役所等では毎日のように書画や陶芸、お花など、区民の皆さんによる作品が展示されています。これらの活動を、都筑の文化としてさらに醸成し、街の豊かさにつなげていくための「文化の拠点」づくりがまさに求められています。
文化施設用地の活用
商業施設「港北みなも」の前の大規模市有地(中川中央)は、ニュータウンを造るときから「文化施設用地」として20年以上塩漬けになっています。
私が議員になってから5年間、ずっとこの問題を取り上げてきました。単なるハコモノ施設なら整備の必要はありません。都筑区の文化的コモンズになり得る、本当の意味の文化施設が必要です。
草間剛
都筑区中川中央1-23-9 ノイレーベン地下1階
TEL:045-913-8800
FAX:045-913-7700
kusamatsuyoshi@yahoo.co.jp
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