神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
都筑区版 公開:2016年1月21日 エリアトップへ

東京都市大学 学生200人豪州へ派遣 横浜キャンパスで壮行会

教育

公開:2016年1月21日

  • LINE
  • hatena
横浜キャンパスでの壮行会
横浜キャンパスでの壮行会

 東京都市大学(世田谷区・三木千壽学長)は、今年度から5カ月間の留学を軸とした「オーストラリアプログラム」(TAP)を開始した。15日、横浜キャンパス(牛久保西)の学生約30人を含む第一期206人の壮行会が行われ、三木学長は学生にエールを送った。

 都市大では世界で活躍する人材育成を目的に、2013年2月からTAPの計画を進めてきた。背景にあるのは従来からある留学制度。専門分野における研究を目的とした2週間程度の短期留学は以前からあったが、大学独自の語学留学制度はなかった。そのため、従来の制度では英語が不十分なまま現地に行く問題があったという。さらに、語学留学するには休学するしかなく、個人の費用負担も大きかった。

 そういった実情を踏まえ、同大は英語力を備えた上でオーストラリアに長期留学することを前提に、休学せず4年で卒業できるプログラム「TAP」を考案。第一陣の122人は来月、残りの第二陣84人は8月にオーストラリアへ旅立つ。従来の留学制度では毎年約150人を派遣しているが、今回のように一つのプログラムで200人以上の大規模な派遣は初の試み。

 TAPでは、1年次に語学準備講座を受講し、約半年間で英語力を強化する。その後、協定を結んだ西オーストラリア州のエディスコーワン大学(ECU)に留学。前半の2カ月半は学内の英語学校で他国留学生とともに英語の授業を受け、後半は現地講師の下で教養科目を受講する。

 外国語で教養を学ぶのは極めて敷居が高く、本来はTOEIC800点相当の英語力が必要。そこで都市大とECUが共同で科目を開発し、英語力と内容を都市大生に合わせて設定した。例えば、街の環境などから都市づくりを学ぶ都市生活学部は、実際に現地の街を歩いて観察するフィールドワークを行うなど、専門的な科目を受けられる。

 三木学長は「見たことのない世界が待っている。大いに楽しみ、成長してください」と学生の背中を押した。第一陣の奥村真帆さん(メディア情報学部・1年)は「ここで英語を身に着けて、海外で働くという夢を叶えたい」と思いを語った。

都筑区版のトップニュース最新6

「ゆわっこのおうち」開所

一般社団法人うるの木

「ゆわっこのおうち」開所

障害児の居場所の1つに

4月11日

レスリング日本代表に

都筑スポセン岡本景虎さん

レスリング日本代表に

11日からアジア選手権

4月11日

公園すべて禁煙へ

横浜市

公園すべて禁煙へ

条例改正目指し、来春から

4月4日

50年後、区人口2/3に

横浜市人口推計

50年後、区人口2/3に

世帯数は約8割に

4月4日

30周年契機に愛着醸成

都筑区予算案

30周年契機に愛着醸成

自主企画事業に約1億円

3月28日

4月から雇用率引上げ

障害者就労

4月から雇用率引上げ

市も企業啓発に注力

3月28日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 2月22日0:00更新

  • 2月1日0:00更新

都筑区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ハープで名曲奏でる

みなとみらいホール

ハープで名曲奏でる

4月27日にコンサート

4月27日~4月27日

都筑区版のイベント一覧へ

コラム一覧へ

都筑区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月16日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook